痛みのメカニズム
身体の痛みはどのように発生されているのか
そのメカニズムについてお話していきます。
慢性痛
あなたのお身体で慢性的に長い間、痛みが出ている所はありませんか?
痛みが慢性的に続いている部位には筋組織にコリ(筋硬結)が起きています。つまり硬くなり太くなった筋肉ができています。その筋硬結は血管を圧迫し血行不良を引き起こします。また硬結の圧迫が神経に起こるとしびれやだるさを感じます。そうして筋肉は正常に伸び縮みができない状態に陥っています。
そういった場所には疼痛物質(痛みの物質)が発生されます。疼痛物質とは、ブラジキニン、ヒスタミン、アセチルコリン、セロトニンなどが生成されそれが痛みを感じる受容器に伝わると脊髄を通り、大脳皮質へ痛みとして指令が伝わります。その時身体は痛いと感じます。
さまざまある疼痛物質の中でも特にブラジキニンは最も強いと言われています。このブラジキニンが主に筋肉や関節の痛みを引き起こしています。
炎症
炎症は本来、生体の防御反応と言われています。
例えば、寝違いや五十肩、ぎっくり腰、膝の水溜まりの初期でズキズキと熱感があり脈打つように痛む時、そこには炎症があります。
炎症の場合、筋・腱組織に傷がつき炎症反応が現れます。その時に発生する疼痛物質(プロスタグランジン)が大きく関与してきます。
プロスタグランジンは炎症の慢性化を引き起こします。プロスタグランジンとブラジキニンは相互強化作用があり、互いを強くさせる効果があります。急性期の炎症~慢性痛に移行がしやすくなります。逆に言えば、慢性痛も少しの衝撃で炎症が出てしまいやすいということです。
同様に痛みを感じる受容器に伝わり、脊髄を通り大脳皮質に伝えられ痛みを感じます。
どういった所に筋硬結ができやすいのか
正常な筋肉は柔らかく血行が良く、しっかり伸び縮みができる状態です。対して硬く柔軟性を無くした筋肉は血行が悪く硬く縮こまります。
こういった筋硬結は脊髄神経伝達の低下している場所つまり、背骨や骨盤がゆがんでいる所や関節の動きを無くしている所に現れます。動きを無くしてロックがかかっている所に筋硬結が現れ、痛みの慢性化を引き起こしています。それは気が付かない間に何年も時間をかけし少しずつロックがかかり、アライメント(身体のバランス)が崩れてしまいます。皆さん、自覚がない方がほとんどです。
それらを解決していくためには背骨や骨盤、関節の動きが悪くなっている所にアプローチし、身体を整え、動きを良くしていく必要があります。
当院での痛みの解決方法
まずは痛みの状態を把握します。その痛みが硬結もしくは炎症によって引き起こしているかによって施術法が変わっていきます。人それぞれのお身体の状態をしっかりと検査した上で施術法を選択し、施術を受ける方の負担が少ない方法で施術を行ないます。
解剖学、生理学、整形外科学、運動学など豊富な知識と多くの方を改善してきた技術や経験を活かし一人でも多く、その辛い症状を改善に導いていくのが代々木上原駅前整骨院です。
皆さん、安心して当院にご来院ください。
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